この記事ではサッカーのドリブラーにとってのコンディションの向上と怪我の防止に役立つおすすめの各部位のストレッチ体操について紹介していきます。
腰から背中に効果的なストレッチ
仰向けの状態でお尻を上に向かって持ち上げます。
その状態のまま10秒から15秒キープしゆっくり息を吐きながら伸ばします。
サッカーでは素早い動作をスムーズに発揮しないといけないことから腰から背中にかけて伸ばしてあげることでプレーの可動域が上がりパフォーマンス向上が狙えます。
その他にもサッカーでよくある腰の病気である分離症やヘルニアになる確率が高く日頃から腰から背中にかけて伸ばしてあげることから予防になります。
やり方の注意点としてお尻を左右に揺らさないよう意識しながら取り組むことがポイントです。
サッカーで大事である股関節ストレッチ
このストレッチのやり方としては、足を広げて開脚した状態で体全体を前に倒します。
体を前に倒した状態で地面に綺麗に体を倒せるようになりましょう。
このストレッチをすることで肩・脇・膝から股関節の内側と広範囲に伸ばすことが可能なストレッチになります。
注意点として一気に前に倒すと股関節の筋を痛めてしまい逆効果になるのでゆっくり息を吐きながら体を倒していくようにしましょう。
体が硬い人は二人一組で体の姿勢が丸まらないように腰下の骨盤あたりをゆっくり押してもらうことで正しいフォームで伸ばすことができます。
股関節を柔らかくしておくことで怪我の防止はもちろん、ドリブルがしやすいコンディションにもっていくことが可能な部位になりますので体を温めた後に必ずこのストレッチを取り入れるようにしましょう。
膝・股関節・腰回りのストレッチ
仰向けの状態で足の裏が横に向くように膝を曲げ、お尻が動かないように相方に固定してもらい両足が同方向に重なる老に捻ります。
このストレッチはドリブルをするにあたって体の動きが滑らかになりスムーズにキレのある動きが可能になるのと、その他にもシュート時に膝・股関節・腰の筋肉の力を大いに使用するのでこのストレッチで柔軟性をつけておくことで各部位の怪我予防になるのと、疲労を抑制できます。
前モモのストレッチ
膝たちになり片足を前に出し後ろ側の足首を持ち、お尻に近づけます。
この状態を30秒キープします。
このストレッチを行うときに前モモを伸ばす意識で行うことが大事で前モモが伸びてる感覚がない場合態勢が悪い可能性があるので二人一組で態勢を見てもらいながら行うのが正しいフォームへの近道です。
このストレッチをすることで体感がつくのと、オソグット病予防にも効果的です。
モモは腰にもつながっているので硬いと足だけでなく腰の怪我の恐れもあるのでしっかり正確な態勢で行い柔軟性をつけましょう。
ハムストリングのストレッチ
イスに座った状態で片足を前方に出し骨盤を出すように前方に体を倒しモモ裏に聞いている状態でキープしましょう。
この時に足首をそらしながら行うことで重点的にモモ裏を伸ばすことができます。
このストレッチを行うにあたって体が丸まらないように姿勢を伸ばした状態で行いましょう。
これを10秒から15秒行いましょう。
ハムストリングに柔軟性をつけることで体のばねをつけ試合中の爆発的なスピードを発揮するのに重要な筋肉部位になりますのでドリブラーにとって必須のストレッチとなります。
特にサッカー選手ではハムストリングの怪我が多いので毎回の練習や試合前後に行うようにしましょう。
ふくらはぎのストレッチ
片足を伸ばして反対側の膝を曲げ外に広げます。
伸ばした足のつま先を掴み手前に引いた状態からゆっくり膝を伸ばしていきます。
ふくらはぎが伸びている状態で30秒キープしましょう。
ふくらはぎは第2の心臓と言われているほど下半身で大事な部位であり、ストレッチによって伸ばしてあげることで下半身の血流が良くなり強いキックが可能になったり長時間走り切ることも可能になります。
よく疲労で足をつる選手を見受けられますがふくらはぎの柔軟が不足している原因も考えられます。
長時間パフォーマンスを落とさづにプレーし続けるためにもふくらはぎの柔軟は欠かせないです。
足首ストレッチ
1.足を肩幅に開き、つま先は少し外側に向けて手を後ろに回した状態でしゃがみます。
足首の硬さによって態勢を調節していきましょう。
2.同時に横向き四つん這いになり両手をついて肩の下に手、腰の下に膝がくるようにします。
そこから足の指をそって膝を浮かし、かかとを床につけます。
この状態を30秒キープします。
足首はドリブラーにとっての命である部位で捻挫が一番多い箇所になります。
捻挫は一度してしまうと何度も繰り返してしまいます。癖になってしまうので理想は一度も捻挫が起きないようにすることが非常に大切です。
激しいスポーツなので中々捻挫を防ぐのは難しく運なところもあるのですが極力なりにくいようにすることは足首の柔軟性を高めることで可能です。
肩甲骨ストレッチ
座った体制から後ろで手を組んでいきます。
そして肩甲骨を内側にのばし寄せていきます。
ポイントは伸ばしている手を斜め下に伸ばしていく意識で行いましょう。
頭の下で肘を曲げて左手で右肘を曲げて左手で右肘をつかみます。
左手で斜め上の方に引き上げていくようにポーズをとっていきます。
これを両肘交互に10秒から15秒行いましょう。
肩甲骨はドリブルをする上で大切で、柔軟性を高めることにより体感を高めドリブルのフォームがよくなります。
その他にも足が速くなる効果もあり、足だけで走るのではなく上半身も同時に可動させてあげることで足が速くなったり走る姿勢が良くなり体感が備わりプレーの質が上がります。
上半身をうまく使うことがドリブルにも影響してくるので下半身だけでなく上半身もまんべんなく柔軟背を高めましょう。
背中のストレッチ
背中は姿勢や下半身にも関わってくるので大事な部位です。
1.脊髄起立筋→四つん這いになりお腹ををのぞき込むように背中を丸めたり背中を反らせるように顔を前に向けたりを5回ほど行います。
2.脊髄起立筋→四つん這いになり、手を前につき胸を床に知づけるように背中を反らせます。これを30秒キープします。
3.広背筋・起立筋・菱形筋→四つん這いになり片足を反対側の手の前につき体を斜め下に下げます。これを30秒キープします。
4.背中全体→座った状態で腕を伸ばし両手を胸の前で組み目線をお腹の方に向け、背中を軽く丸めます。
そこから体を片側へ傾けます。この状態を30秒キープしましょう。
5.脇下→片腕を伸ばし片側の手を床につけ、床についた手の方向に体を倒します。この態勢で30秒キープします。
6.背骨周辺→片手を床につき、反対側の手を膝に乗せ状態を前に起こし背中をひねって目線を上に向けます。
この状態で30秒キープしましょう。
各背中の柔軟性を高めることで怪我の予防はもちろん、プレーでもしなやかな動きが可能になったり、キックやトラップにおいて足だけでなく、上半身も使ってコントロールしないといけないため、背骨の一つ一つが動くようになることで曲げる・ひねる・反るなどの回旋動作がスムーズにできるようになりプレーにしなやかさがでます。
ドリブラーにとって背中全体の柔軟性を高める重要性がいかに高いかわかると思います。
背中6種類参考映像なので見ながら見様見真似でやってみましょう
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