この記事では戦術があまりわからない方に、サッカーの戦術にはどんなものがあるのかについて用語と各特徴・解説をしていくので理解を深めることができます。
どんな競技でも勝つために作戦を立てるとおもいます。
どんな攻撃の攻め方をするのか、ディフェンス面ではどんな守り方をするのかの策略を練ることで勝利率が高まります。
チーム全体で共有し戦術理解を深めることが試合に勝つためには重要です。
オフェンス 戦術 用語
攻撃面の戦術からそれぞれの特徴・解説していきます。
1. ポゼッション
ポゼッションとはパス回しでボールを支配すること。
ポゼッションサッカーをすることで、チームのペースを掴むことができ、パス回しで相手を疲れさせ、プレーしやすい状態をつくるのにおすすめの戦術です。
スペインやメキシコが代表的なポゼッションサッカー
2. サイド攻撃
サイドラインより外には敵がいないことから、リスクの低い攻撃方法になり、サイドに守備が集中してくれることで、中央や逆サイドにスペースが空けれます。
サイドポジションは比較的プレスが易しめで攻めやすいです。
サイドポジションに技術の高い選手を置くことでチャンスをたくさんつくることができます。
3. カウンター
相手の攻撃に対して、守りを徹底して、ボール奪った途端に、前線の選手に即座にボールを渡し、一気に責める方法です。
相手チームの守備が弛い場合にカウンターは効果的な戦術になります。
4. 中央攻撃
リスクの高い責め方ですが、成功すれば大きなチャンスをつくることができます。
比較的ディフェンダーは中央に密集することが多いのでボールを奪われるリスクが高いので危険です。
なのでサイドにボールを持たせて相手ディフェンダーをサイドに集中させることで中央攻撃がしやすくなります。
この攻撃方法は危険ですが、うまく相手ディフェンダーを揺さぶることで、効果的な攻め方が実現できます。
5. カテナチオ
イタリアのカウンターサッカー用語で、
前線に数人能力の高い選手を配置し、得点を取りにいくスタイルになります。
主に堅実な守備による、内容より結果にこだわった戦術になります。
6. ムービング
チーム全体の連動した動きにより、味方のパスコースを予測し、第1、2、3の動き出しで相手の予測不可能な動きだしをします。
この連動した動きが次々とスペースがうまれ、ボール回しが可能になり、数的有利の状況をつくることができます。
味方のプレーを予測しながら常にフリーランによるスピーディーにオフの動きがチーム全体で必要になるので体力面の消耗が大きいデメリットはあります。
ですが実現できた場合には高レベルな選手がいなくても得点を狙えることができます。
ディフェンス戦術 用語
守備面の戦術用語・特徴を紹介していきます。
1. マンツーマンディフェンス
チーム全体が1人につき1人の相手を徹底的にマンツーマンでつき守備する方法です。
くっついてディフェンスするので相手はかなり嫌がります。
ただ万が一抜かれてしまうと、次の守備のフォローがしずらい欠点があります。
2. ゾーンディフェンス
自陣の守備エリアをゾーンに分けて、ディフェンス選手がそれぞれのゾーンを担当し、自分の担当ゾーンに侵入してきた相手に守備を行う方法です。
相手オフェンス選手の動きに依存しにくく、ディフェンス同士で連携をとりやすく、万が一抜かれてしまっても次のフォローがし易いメリットがあります。
あくまでもゾーンディフェンスなので、それなりの間隔、距離感を保っているため、守備同士の連携、抜かれてしまった場合の守備の受け渡しをコミュニケーションとりながら行わないと、ゾーンの意味がなくなり、
相手オフェンス側を有利にしてしまう欠点があります。
その他にもマンツーマンとは違って、ノーマークの状況や、リバウンドを取られるリスクもあります。
3. ゾーンプレス
攻撃的なディフェンスで、しつこくプレスをかけ相手陣地へ追い込んだり、相手のゴール近くで素早いプレスをかけていくことで、相手のミスの誘発、ボールを奪うことでカウンターでチャンスをつくることができます。
前にパスを出させないことで相手オフェンスが思い通りのプレーができないので効果的です。
ただ、攻撃的なディフェンスなだけあって、後方が疎かになり守備のバランスが崩れやすい欠点があります。
なので守備のバランスを保ち、的確にカバーリングを行うことがプレスディフェンスを成功させるカギです。
ゾーンプレスは体力の消耗が激しいため、途中でバテて守備が甘くなってしまい、守備効果が薄れるので、体力温存のためにもかしこく、勝負所のみゾーンプレスで一気にプレッシャーをかけボールを奪うことでチャンスをつくるのが適作です。
4. ラインディフェンス
ディフェンダーラインを平行に保ち、ポジションを上下し、スペースを埋める方法です。
スペースのコントロールを行うことができるので裏のスペースを消すことができます。
4バックフォーメーションが多く、3バックではラインコントロールはしやすいですが、最終ラインのスペースを埋めることが難しいため不向きです。
5. インターセプト
相手が出したパスをカットする守備方法
相手のパスコースを先読みし、素早く反応することが大事です。
6. ショルダーアタック
相手に肩をぶつけ、バランスを崩させ、ミスをさせたり、攻撃を阻止することができます。
ただし、自陣のゴール前ではファールによりPKになる危険性があるので気をつけましょう。
7. チェッキング
ボールをもっている選手に素早くプレスをかけることです。
8. カバーリング
守備の空いてるスペースを埋め、相手オフェンスに抜かれてしまった場合のカバーに入る方法がカバーリングです。
9. ディレイ
相手オフェンスにあえてプレスをかけにいかず、後ろに下がりながら攻撃を遅らせる方法です。
これには適切な間隔を保つことが重要です。
10. サンド
ボールをもっている相手に2人で挟み込んで奪う方法です。
11. ワンサイドカット
ボールをもっている選手の1方向を塞いで、守備にとって有利な方向へ誘い込んで奪う方法です。
12. フォアチェック
前線の選手が積極的にプレッシャーをかけ、相手陣地の危険な場所でボールを奪うことが狙いである方法です。
前線選手の体力消耗が激しいため、ゴールの質が落ちるリスクがあります。
13. リトリート
これは時間稼ぎに使われることが多いですが、全員が自陣の守備に入り、硬く守りの体制をつくることです。
下がりすぎることによるロングシュートだけには気をつけましょう。
まとめ
攻撃・守備の戦術用語・特徴について紹介していきました。
理解できれば意外と簡単と思われた方も多いのではないでしょうか?
専門用語になると難しく感じますが、
意味がわかるとよりサッカーが楽しくなりますよ!
子供時代はそこまで僕は戦術理解が必要だとおもっていないです。
子供時代には技術、テクニックをマスターし、戦術は高校からで全然間に合います。
いくら戦術に詳しくても、技術がないとサッカーになりません。
順序には気をつけた上、戦術面の理解も少しづつでいいので深めていくことが理想です。
最後までお読みいただきありがとうございます!
今後ともブログ更新頑張りますので、hinihikaruをよろしくお願いします🙇
ではまた👍
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